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経営を身近に感じるゼロフォームの店づくり

経営を身近に感じるゼロフォームの店づくり

「40歳までに夫婦2人でお店を開きたい！」という目標があり、レストラン営業からウェディングまで、ジャンルにとらわれない料理の業態に魅力を感じ入社しました。5店舗を経験し、新店舗立ち上げにも携わりました。店舗会議や責任者会議、調理部門会議、メニュー開発など、料理だけじゃないパフォーマンスをいかに上げていくかを考える機会がたくさんあり、独立開業に向けて店舗運営・経営を学ぶために積極的に参加していました。これまで料理をメインでやってきて、見えなかった部分が分かっていく感覚でした。売上・原価率・人件費といった数値と向き合って考える力も身につきましたし、料理以外を学べる環境で、独立開業への自信がついたんじゃないかなと思っています。

こういった会議では、何が正解かではなくて、みんなで意見を出し合いみんなでそれを取り入れて改善策を考えていました。違う・ダメといった観点はなく、それならこうしていこう、というようにみんなで店舗を運営している感覚が好きでした。若い社員が意見を出すとキャリアが長い僕らにはない発想があったり、相談できる相手もたくさんいたり、今でもそうだと思うのですが、私のゼロフォームの好きなところです。

オープンキッチンの経験を生かした“お客様と近い”レストラン

今の店は2016年の夏にオープンしました。地元に店を出したかったので、加古川に。ネタケースを設置して長く設計したカウンターで接客、お客様が会話を中心に料理を楽しみ、一緒に居心地を共有できるようなレストランにしたかったんです。これは、ゼロフォームでのオープンキッチンの業務経験がいきているな、と思っていて、お客様の方から声をかけてもらったり、料理の説明を自分で直にできたり、シェフが前に立ってお客様と近いお店が多かったので、そうしたいなと思ったことを実現しました。ジャンルにとらわれないといった料理の経験も今にいきていますね。洋食の空間を取り入れてはいますが、幅広くジャンルを取り入れていきたくて、和食器を洋食に使っていたり、海鮮でも洋っぽく料理してみたり、形・形式にこだわらずお客様に喜んでもらえる料理にしたいと思っています。

独立開業をしたい人には、ゼロフォームは学べることが多い環境だと思います。お客様に喜んでもらうことに、技術だけではなく、仕組み・環境・判断など様々な角度からチャレンジ精神で業務に取り組む。自分も経営者だという気持ちで働ける環境ですね。